【祝！4年連続】中小企業活力向上事業 成果事例集に掲載

武蔵野商工会議所さんが毎年発行される中小企業活力向上事業成果事例集に、仲田が担当した事例を掲載していただきました。嬉しいことに4年連続の掲載です。

小規模持続化補助金の相談が、値上げの相談に

今回掲載していただいたのは「オイルボディケア＆ストレッチひだまり」さんの事例です。元々、小規模持続化補助金のご相談で来所されました。支援を続けていくにつれて、経営状態の悪さの根源が「価格」ということに気づきました。その後、値上げを決断。

既存顧客に理解をしてもらいながら慎重かつ大胆に値上げと店名変更を行いました。残念ながら離脱される顧客もおられましたが、半年後には以前よりも売上は上昇し、かつ、稼働時間も減りました。
稼働時間が減ったことによって、品質の改善を行う余裕も生まれて、経営状態は良い状態で安定しつつあります。

支援事例集にも書いてありますが、
当初の相談内容であった小規模持続化補助金は無事に採択。ところが、支援が進むにつれて必要ないと判断されて、辞退されました。小規模持続化補助金に申請するために、一度立ち止まって事業計画書を書いた効果だと思っています。

支援後の感想は、「値上げって難しい！」

小規模事業者の場合は顧客の顔が想像できるので、値上げに抵抗感がある事業者さんがとても多いです。今回のひだまりさんもそうですが、目の前のお客様を大事にしているとそれだけ抵抗感が出てしまうものです。値上げは客観的な視点も大事なため、自社だけの判断は難しいと思います。値上げで悩まれている小規模事業の方や、個人事業主、フリーランスの方がいましたら、最寄りの商工会議所や商工会に一度相談されると良いと思います。